クラウドファンディング開始しました【 GIVING for SDGs参加のお知らせ】6/8~7/20

子どもの体験格差を解消するため、Poco Poco Festa継続をめざしクラウドファンディングを開始します

2003年からスタートしたPoco Poco Festa (ぽこぽこフェスタ)は、子ども達が身近な地域でアート体験に触れる機会を作る事業です。日常の暮らしの中に非日常を。子ども達が歩いて行ける範囲で一日、さまざまなアート体験を通していろいろなアーティストに触れ、自分の「好き」を見つけること、たくさんのプログラムの中から「自分で選ぶ」ことを大切に、これまで20年継続してきました。

子どもの体験格差が問題になっています。経済格差や保護者の認識の格差が子どもの体験格差を生み、子ども時代の格差はその後の人生に大きく影響を与えます。私たちはその体験格差を解消するため、子ども達にとって身近な地域で体験の機会を作ることを大切に地域の幼稚園、保育園、小学校、児童館などへのアウトリーチも含めたアート体験の場作りを実施してきました。

子ども達は、アート体験の中で自分自身の知らなかった一面に気づいたり、「自分ってけっこうできるじゃん」と自己肯定感を高めたりします。核家族化が進みコロナ禍もあり、人とのふれあいが希薄になる中で、いろいろなジャンルのアーティストや地域で活動するアーティスト、スタッフ参加している地域の大人との交流を通してさまざまな生き方に触れられることは、子ども達の視野や可能性を広げることにもつながっています。

これまで、多摩市文化振興財団(2010年度より公益財団法人多摩市文化振興財団)の主催事業から、共催事業へと運営は変化しつつ継続し、主にはパルテノン多摩全館を会場にして1万人を超える子ども達に体験の場を届けてきました。2023年度より、多摩子ども劇場が単独主催(提携:パルテノン多摩共同事業体)となり、2024年度は延べ464人の子ども達に体験の場を届けることができました。今こそ子ども達にとって、また地域で活動し未来へ羽ばたこうとする若いアーティストにとっても必要な事業です。しかし、今後も私たちが単独主催で続けていくには大変厳しい財政状況です。

これからも地域の子ども達に「生の文化体験の場」を届けたい、地域のアーティストと子ども達が出会う場を確保し続けたいとの思いから、昨年度に続きクラウドファンディングに挑戦することにしました。設立40周年を迎えた多摩子ども劇場の事業、活動の継続、発展のために皆様の温かく熱いご支援を心よりお願い申し上げます。

 

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GIVING for SDGsについて

GIVING for SDGs は、社会のピースを埋める活動を行うNPO団体への寄付を通じてSDGsに貢献するしくみとして誕生しました。
[GIVING for SDGsの詳細https://congrant.com/jp/corp/sonybank/givingforsdgs.html

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■ソニー銀行様より以下の応援メッセージをいただきました。

このたびは「GIVING for SDGs sponsored by ソニー銀行」へのご参加、誠にありがとうございます。2024年11月に続くリピートでのご参加となり、喜ばしい限りです。

本プロジェクトは2026年3月に開催予定の「Poco Poco Festa(ぽこぽこフェスタ)」を運営するための取組です。このイベントは、誰もが参加しやすい身近な地域での文化体験を通じ、子どもたちの経済格差による体験格差の広がりを解消させることを目指すというとても大切な取組であると考えています。

なお、多摩子ども劇場さまは、2026年に設立から40周年という節目を迎えられることもあり、これまで以上にバラエティに富んだ体験の場を子どもたちに提供できることを期待しています。また、本プロジェクトを通じてSDGsの目標である「No3すべての人に健康と福祉を」「No10 人や国の不平等をなくそう」「No11 住み続けられるまちづくりを」の実現に貢献できることを願っています。

[ソニー銀行公式サイト  https://sonybank.jp/?cid=cf_gfs035_02   ]