報告「はれときどきぶた」人形劇団ひとみ座
第248回定例鑑賞会
「はれときどきぶた」人形劇団ひとみ座
2021年9月18日(土) 南大沢文化会館交流ホール
矢玉四郎 作 「はれときどきぶた」(岩崎書店刊)より
出演 松本美里、森下勝史、来住野正雄
脚本・演出 西上寛樹
美術 本川東洋子
音楽 庄子智一
※文化庁「ARTS for the future! コロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業」として文化庁より助成を受けています
(事後遊び会「パクパクパペット人形をつくってあそぼう」(10月3日)参加者募集中!)
無事に終了しました。取り組みのあれこれと、届いた感想の一部を紹介します。
届いた感想を一部紹介します。
久しぶりにホールでの観劇を楽しむことができました。
人形の細やかな動きや役者さんの表情豊かな演技に引き込まれ、とても楽しませていただきました。もともと好きなお話でしたが、ますます好きになりました!
生ギターと素敵な3人の声はもちろんのこと、洗濯物干しの音や、掃除機の音ですら、すべてが耳に優しく感じました。心に染みるトーンで癒されました。
コロナ禍で子供たちの楽しいイベントが減るなか久しぶりの人形劇を楽しみにしていました!
本で読んだ事がありましたが人形劇で見ると、また新鮮で親子共々とても楽しい時間を過ごさせて頂きました。
最後の方で日記を消しゴムで一生懸命消すシーンが特に心に残りました。あれこれ思う気持ちで消しているのだと思いますが、それを大人の目線ではなく則安くんの立場になって観ていた気がします。そんな子どものドキドキした気持ちを思い出したことが新鮮でした。
クラギでのボサノバBGMと共に素敵な演目でした✨✨
コロナ禍でこうして親子で観劇会に参加するなんて無理だったので、久しぶりにワクワクして楽しかったです✨✨大人も子どもも楽しめる内容で良かったです!
表示や動きなど、きょうだいってこうだよね、と思うことがたくさんあって、人形ならではの人間らしさみたいなものを感じました。面白かった!!人形劇ってすごい、また見たい!
久しぶりの観劇で嬉しかったです。
読んだことのある大好きな本で楽しみにしていました。内容を知っていても表情や伝え方の違いで、改めて楽しめることに感動しました。
娘もケタケタ笑いながら楽しみ、親子でいい時間を過ごせました。
また、改めて本を読みたいと思いました!
素晴らしいなあ!と思ったのは、原作をふくらませた、まさに今現代の子供の言葉つきや仕草を人形で表していること。また、舞台美術の、洗濯物が家々などを背景に変わるアイデア。素敵な音楽もちりばめられていて、良い時間を過ごさせていただきました。
人形劇と言えば、人は見えなくて人形だけが口パクパク…と思っていましたが、そうでない、新しい芸術を見つけたようで、嬉しかったです。
子どもと久々に舞台をみました。はじまるまでのワクワク、演劇最中のドキドキ、終わったら、また来たい!面白かった!とすぐ声にして思いが溢れていました。 本当に大人の私も色々考えたり楽しかったし、何より子供の感動に立ち会えたこと、とても嬉しいです!
思っていたのとちがって、予想以上におもしろかった。
おもしろかった。ぶた子(デカい方)をだきたいです。
コンパクトな人形劇なのかな?と思っていたら、セットを使いながら人と連動していて、想像以上に満足感が高かったです。目の前でやっているものを見られる良さがありながら、作られたものを画面で放映されているような雰囲気も味わえました。
小学校低学年向けの本が題材なので年少さんの息子には少し難しいかな?と思いましたがしっかり理解できていたようで、笑えるネタもドンピシャでした。
息子も、楽しかった、また行きたい!と言っています。 目の前で見せられるという、とても良い機会を与えて頂きました。
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感想はまだまだ募集中です。
(感想フォーム)
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事前の取り組み
劇団の方も参加していただき、事前オンライン交流会を実施しました。
簡単なゲームをやったり、原作の続きバージョンがたくさんあるよとか、40年も前に書かれているのに今でも多くの人に読まれているというお話をしてもらいました。
原作者の矢玉四郎さんの素敵な「あとがき」紹介もありました。
オンライン交流以外にも、ソトあそびの会でぶたの鼻をつくったり、子育てひろばのイベントにとり入れたり。各所で作品を楽しみにしてきました。
当日元気よくぶたの鼻をつけてきてくれた子がいて、劇中ブタとご対面という場面もありました。
当日のようす
当日はあいにくの雨でしたが傘を手にニコニコ顔で来る親子ばかりでした。
ロビーにはサークルあそび会の「紙漉き体験」で作成した「こどもげきじょう」の文字が登場。
青空に浮かぶ雲に見えるでしょうか。終演後にはここに多くのぶたが飛んでいるように密かに上演中に貼り付けました。
チラシ裏面の「あしたの日記を書いてみよう」を持ってきてくれた親子もいました。(日記をもってきてくださった方、ぜひ多摩子ども劇場事務所までご連絡ください。)
ピクニック型の桟敷席で、ゆったりと鑑賞し、2回の公演は無事に終了しました。
ひとみ座さん、本当にどうもありがとうございました。
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事後あそび会のお知らせ
ちょっと変わった人形をつくりながら遊びます。
「パクパクパペット人形をつくってあそぼう」
日時:10月3日(日)10:00~11:45
会場:南大沢生涯学習センター 第2創作室
内容:人形を作って人形げきごっこをしてあそぼう
持ち物: 人形に飾りたいものがあればお持ちください(リボン、端布、ボタン、毛糸などボンドで付けます)
*関係ガイドライン及び多摩子ども劇場のコロナ感染防止対策マニュアルにのっとり、活動を作ります。
*参加者の健康チェックを行い、安全な活動の実施に努めます。
<主催:申し込み・問い合わせ>
(参加申込フォーム パクパクパペット人形)
認定NPO法人 多摩子ども劇場 かもみーるサークル
多摩市落合1-46-1 ココリア多摩センター407
℡/fax 042-376-7651
Mail office@tama-kodomo.com
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多摩子ども劇場では会員同士の話し合いで観る作品を決めています。
この「はれときどきぶた」は会員が下見をし「多摩のみんなで観たい!」という声をもとに企画した鑑賞会です。
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